コラム

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今年は子(ね)年、来年は?

2020年12月14日

初心者向け

子年の相場格言は、“子(ね)は繁栄”でした。


今年は、新型コロナウイルスの影響で前半は大きく株価が下落する場面もありましたが、ワクチン等の開発期待から持ち直してきていますね。
日経平均株価は29年ぶりに26,000円台をつけるなど、相場格言通りの展開となりました。

 

さて、来年はというと、丑(うし)年となります。
丑年の相場格言は、“丑つまづく”。
あまり縁起の良い響きではないですね。

調べてみると、東京証券取引所再開以来の干支別平均騰落率では▲7%と、十二支では最も悪いパフォーマンスのようです。
丑年の年別の過去騰落率は、49年:▲37.6%、61年:+4.8%、73年:▲17.7%、85年:+13.6%、97年:▲21.5%、2009年:+16.6%。

見ての通り、交互に騰落を繰り返していますね。
過去の歴史・法則をふまえると、2021年は下落の年になってしまうのでしょうか?それとも、2020年がコロナによって社会がガラッと変化したように、歴史を変える年になってくれるでしょうか?

 

先行き不透明感はまだまだぬぐえませんが、あらゆる相場状況下でも伸びる会社は必ず存在するので、そうした将来性ある企業をいち早く発掘して提案できるように努めていきたいですね。